2015年8月20日の読売新聞に「訪日客早くも1,106万人」という見出しの記事がありました。
「訪日客とは、どういう人たちですか?」と早速、日本政府観光局に電話をして聞いてみました。
さすが日本政府観光局!ていねいにお答えいただき、「主に90日以下の短期滞在(観光、親族・知人訪問、商用等)」の旅行者の数だということです。永住者や日本人配偶者等は、この訪日数には、入っていないということでした。また、91日以上の長期滞在(就労、研修、留学等)も訪日客には入っていないとのことです。
2011年度、日本の東日本大震災で「訪日客」は、約500万人まで落ち込みました。それが、2015年は、7月までで約1,100万人、2015年の1年を通しては、1,800万人を超えると予想しています。東京都の人口が約1,300万人ですから、すごい人数ですねー
これは、円安や免税制度の拡充で、アジアからの観光客が増えたのが原因です。
観光客の3割は、中国人です。そういえば「春節の爆買」が話題になりましたねー その他台湾、香港からの観光客も増えています。また、タイ、マレーシアはビザなしで日本に来れますし、インドネシアもICチップのパスポートであれば、ビザなしで日本に来れます。
さて、ここまで増えてくると、出会いがふえるわけですから、「日本に来た外国人が、日本人と恋に落ちて結婚!」とか、「日本の会社にスカウトされて、その会社ではたらきたい!」なんてことも増えてくるでしょう。この場合、日本に短期滞在でいるあいだに、入管に変更申請をいれて、「短期滞在から日本人の配偶者等」であるとか「短期滞在から技術・人文知識・国際業務」にするというのも可能でありますが、かなりむずかしいですし、ほぼ不許可になります。この場合は、いったん本国に戻り、「認定(よびよせ)」という方法を使います。
その他、短期滞在で不法就労をさせるブローカー、偽装結婚あっせんのブローカーも増えてきていると感じます。
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瓜生