ビザの申請を行政書士にとりついでもらうと・・・得なの?損なの?

行政書士は、お客様のビザの申請の取次ができます。

「取次」とは、お客様のかわりにビザの申請書類を作成し、入管に提出することができることです。

しかし、「代理」ではありません。「代理」は、外国人申請者とまったく同一人物の申請になります。あくまでも代わりにもっていく!感じです。

でも、行政書士に頼むと、それなりにお金もかかりますよねー  何か頼むとメリットがあるのでしょうか?

では、頼むメリットとしては、

  1. 外国人が入管に行く必要がない。(時には、外国人本人が行政書士ともに行かなくてはならないときもあります)
  2. 必要書類、証拠書類を自分で調べる必要がない⇒行政書士が必要書類教え、証拠書類を作成してくれます。
    証拠書類とは、たとえば、海外から外国人の奥様を呼ぶときは、「本当に結婚して、交流があるかどうか?」の書類を作成してくれます。
  3. 理由書を作成してくれる。
    「理由書」は、「なぜ?」が書いてある書類です。入管では、「なぜ?」が大事です。そして「なぜ?」に対し文書を作成し、その「なぜ?」
    にについて証拠書類を添付していきます。
    理由書については、「こうである。なぜなら、・・・」からはじまり、「論拠や事実」を書き、「結論や主張」を書きます。こうすることで、話のつじつまがあい、話がつながり、論拠が信頼できるものになります。
    結局、行政書士が理由書を作成することによって、不許可になる可能性が少なくなるのがメリットです。

 

もし、行政書士に頼まず、自分で理由書を書くとすれば何に注意すればいいのでしょうか?

これは、「5W2H」を意識して情報のもれを防いでください。

  • 「WHAT]・・・・何をすればいいのか?
  • 「WHY]・・・なぜそれをしなければならないのか?
  • 「WHERE]・・・どこでやるのか?
  • 「WHEN]・・・スケジュールはどうか?
  • 「WHO」・・・誰とやるのか?顧客はだれか?(経営・管理の場合など)
  • 「HOW]・・・どんな方法でやるのか?
  • 「HOW MUCH]・・・予算はどれくらいか?以上のことを注意すれば、いい理由書ができるはずです。

    瓜生